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元興寺小塔院 立地 リンク集

2014/11/1(土) 午前 1:00

元興寺小塔院(ガンゴウジショウトウイン)。
奈良時代元興寺の南大門を入って西側にあった(東側は屋外の一般的な五重塔)。今の小塔院は旧境域の南西隅に位置する。5.5米の五重小塔〔奈良時代・国宝。記念切手の図面にもなった(世界遺産シリーズ)。今は元興寺(極楽坊)収蔵庫に安置〕を堂内に祀っていたという。国史跡(『元興寺小塔院跡』)。
寺ご自身の説明http://www.geocities.jp/kawafune3/syotoin1.htm
写真もお載せの記事http://narajisya.blog.eonet.jp/.m/mahoroba/2006/03/post-96d4.html
飛鳥寺安居院 アスカデラアンゴイン(=法興寺・本元興寺).元興寺(極楽坊).元興寺(塔跡・観音堂)・同寺の国宝薬師如来像(現・奈国博委託).伝・金堂礎石.本薬師寺なども含めた御探訪記。五重小塔の写真有り。http://www.bell.jp/pancho/k_diary-6/2012_02_10.htm
古図古文書にお詳しいページ。五重小塔の写真あり。http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/sos_gangoji.htm
本堂左の宝篋印塔(ホウキョウイントウ)http://www.geocities.jp/kawai24jp/nara-syoutouin.htm
(以下、私の見解であります。)小塔院の立地状況をご存知でしょうか? 図版によく出る、小さいながら本瓦葺きの東門から入る方が多く今の本堂もその門に向かって東面してますが本堂の向かって左手、石塔の更に左から長い下り坂が始まり、西の入口になります。以前私が参った時、ここはお寺であって通り抜けの通路ではありません、との表示が掲げてありました。
つまり立地的に元興寺小塔院(奈良時代元興寺の西南隅)が西から見るとかなり高位置にある事になります。
そこにあるのが小さな数米の塔でも境域は一般的な数十米の仏塔と同じ『高さ』を見せていると解釈できます。
逆に、権力者藤原氏興福寺の、崖近く建つ巨大な野外の塔が南近隣の元権力者蘇我氏元興寺より高位置にある事を直接強調するのと同じ形を、元興寺は取れなかったとの解釈もできます。
(15年5月11日、28日加筆。)

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