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映画『ダイ・ハード2』 Die Hard 2 : Die Harder

🔸2015/12/19(土) 午後 0:29

映画『ダイ・ハード2』 Die Hard 2 : Die Harder 1990年米 20世紀フォックス社配給。レニー・ハーリン監督。ブルース・ウィリス主演。
改めて見ても、やはり全体的に質が高い。
90年代頃のハリウッド映画は、ステディ・カム等の撮影機器や、編集機器の開発もあって、
(『作家がいかに造っているか』を表に出すよりは、)
見る者が作品世界の中に一瞬も外れずに入れるような自然なリアリティーのある、映画の古典主義様式が、アクションシーンなどで神々しい程のピークを極めていた。

〔ネタバレ〕ここでは残忍な敵役という意外性がショッキングな、ジョン・エイモスさんは、先日久々に見た映画『お早よう』1959年松竹 の近所のおばさん役の(あるいは3本の小津安二郎監督映画で、類似した料亭の女将を演じたのも印象的な)高橋とよさんと似ていると思ってたところだ。

横暴で狡猾かつ軽率なマスコミ人という、驚くほどダイレクトな諷刺〔サタイア〕シチュエーションを、
アメリカのマスコミ人にすらこの様なサタイアが成されるなら、
航空機事故への専ら個人追及ベースの報道姿勢や、
『会食』を平然と行う、日本の一部マスコミや議員はどうなるのか?
なのに日本でサタイアが薄いというのは、
状況が良いというよりは逆に、サタイアもできない〔許されない〕ほど、ひどいのであろう。)
1988年のシリーズ第1作に続き明確に演じたウィリアム・アザートンさんは、
〔『ゴーストバスターズ』Ghost Busters 1984年米 でも、規則一点張りかつ横暴に悪霊たちの『封印』を解かせてしまう無理解な役人を演じて、強い印象を残した。
『反感』を『破滅』へと展開させる盛り上げ方や、観客に『裏事情を主人公と共有する優越感』を持たせる心理効果などは、ハリウッドお得意の強烈で巧みな作劇法と言える。
更にそれを達者な俳優が盛り上げる。〕
ロバート・ワイズ監督の映画『ヒンデンブルグ』The Hindenburg 1975年米 でも飛行機絡みの役で出ている。ドイツ軍人だが反ナチである主演級の青年の役柄で、『ダイ・ハード』の感じと全く違う。

(19日20日加筆)

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