artandmovie graph dictio

Welcome! 私がnetでcomment(論評)を記した方をmainに書いています。(随時追加) since 2018. (移転旧ブログは2014-)

“未来へ戻れ”『BTF』&『新・平家物語』 

2015/10/21(水) 午後 11:55

Back to the Future , Today is the Future.

2015年10月21日は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(Back to the Future Part || 1989年 米 ユニバーサルスタジオ、UIP配給。ロバート・ゼメキス監督。マイケル・J・フォックス主演)で主人公たちがタイムスリップする未来の日時であります。


奈良県民としては、映画『新・平家物語』(1955年大映)のはじめに、法隆寺の西院・東大門から、その東外郭の東院・夢殿(どちらも世界遺産の一部・国宝)への、普段参詣客が多い、言わば主導線の参道を真っ昼間、
市川雷蔵扮する濃い眉毛の主人公の平清盛と、大矢市次郎扮する父の平忠盛による凱旋の騎馬行進シーン(西の向こうから東大門を背にして、神輿を担いだ僧兵たちの行進が来るので下馬して平伏することになるが)のロケ地にしているのが意外にレアで、目を引く。
五重塔などのある西院の東外郭と言っても、東大門から西の西院の中も、一直線の道が抜けていて参詣客が多く通るから、一体どこまで通行規制したのだろう。
父・忠盛役の大矢市次郎さんは、見かけないお顔だなと思ったら、舞台(新派)の俳優で、ウィキペディアにある出演映画は、(不十分な記述か、)これ一つであります。
溝口健二監督映画での新派の俳優といえば、(『日本橋』『瀧の白糸』など溝口も幾つか映画化した)新派劇の映画化、『残菊物語』(1939年松竹)で数多く出演されてます。

久我美子さん扮する、気が強い姫も魅力的で新鮮。

(10月22日 11月8日12月22日加筆。24日修正)


🔷
上の記事は、2019年12月にサービスが終了されるYahoo!ブログで、かつて発表したものです。
Yahoo!ブログはブログの移転を勧めていますが、私はYahoo!ブログへのログインが成らない等の事情ゆえに、
私からも見ることが可能な公開の記事毎に、ここへコピーしています (若干の修正有り)。

このブログでの記事枠の年月日はYahooブログでの発表年月日に準じて、ここへのコピー時に設定したものであります。