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博士の異常な愛情 “Dr. Strangelove” & Fascist regime

2015/9/18(金) 午後 1:00

わが日本の将来が確定しつつある記念日に、この放送!

まさにラストなど、日本のイカれた指導者が、外交の駆け引きでなく、決着がつかない武力に首を突っ込み、日本そして世界をこの絵に持っていくであろうという予言に見えます。

学生の頃、初めて見た時以来、一部の人だけシェルターにもぐって無事でいられるとは、あまり思えません。

映画『博士の異常な愛情  または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』 Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb 1963年制作・1964年公開 米英 コロンビア映画社 スタンリー・キューブリック監督・共同脚本。テリー・サザーン共同脚本。ピーター・ジョージ原作・共同脚本。ピーター・セラーズ主演。

雨に唄えば』などと並んで、アメリカ国立フィルム登録簿(アメリカの国宝映画に相当するとされる。)第1次登録映画。

このテーマをキューブリックが検討するうちに、こんな(異常な)事柄は《風刺的に描くしかない》と考えたことは、
黒澤明が、映画『生きものの記録』を作るに当たって、(『核』という点では『博士…』と類似したこの映画のテーマを、)《風刺喜劇的手法では描けない》重いものだと考えたことと、正反対であるのが興味深い。
(10月2日16年6月22日加筆)

2日放映の映画『悲しみよこんにちは』1958年米英 の、デボラ・カーが心を乱したまま車を運転していく、ラスト近くの場面。

更に数日前放映の映画のごとく、雨が降ってきて、コントラバスの曲が流れてきて、あのモーテルに着くのか、と(昔から見てるのに)勝手な妄想的予想が脳裡にひらめいた。

先日テレビで見た、百貨店横を走るアウトローも、追う人々も、
そして、自分らだけは戦争から逃げ隠れられると思っている指導者達も、その路程で雨に遭い、コントラバス曲が流れてきて、あのモーテルに吸い込まれ、館から駆け降りてきたあの男が渡す名簿に、名前を書くことになるのか?

(加筆予定。15年9月23日10月1日2日加筆)


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