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ダ・ヴィンチと『古典主義』そして『ロマン主義』。全ては『人間主義(ヒューマニズム)』に通ず

🔸2016/1/26(火) 午後 9:03

『古典主義』とルネサンスルネッサンス)。

(ref.ブログ内他枠http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=storyofmother&id=42161894
ロマン主義』は、欧米史の根本を成す、『宗教などの束縛に対する、人間中心の考え方(ヒューマニズム)』を含んでいます。
その点は『古典主義』も似ているかもしれません。
『古典主義』にある『自然の法則に即して事物を捉える姿勢』が、
『宗教等の〔伝統的〕形式的束縛』に対する、
『そこに有る物、事、人間の価値を(「ロマン主義」に先立って)重視する姿勢』に、つながるものと感じます。

(言わば新『古典主義』である)『ルネサンス』は、『再生』を意味するフランス語(類語では、フランス語で『誕生日』が『ダットゥ・ドゥ・ネサンス』)。
イタリアで発生し発展した芸術運動にも関わらず、イタリア語『リナシメンターレ』が『ルネサンス』と同じ意味であるとさえ殆ど認識されていないわけは、
高齢なるイタリア人レオナルド・ダ・ヴィンチを、若きフランス国王フランソワ一世が招き入れ、自分の居城の近隣に住まわせる等の(だから我々は画家が終生手離さなかった『モナ・リザ』をフランスのルーヴル美術館で見るのだろう。)尽力で、学芸の勢力がイタリアからフランスに移動したからか。

ルネサンス期には、僧侶達の命令によるキリスト教芸術が数多く作られたが、

『古典主義の客観性=非主観性』が復活する(日本の鎌倉期彫刻も想起される)此の場合、芸術家達は『科学的手法』を味方とした。
遠近法等の科学的技法(鏡に風景を映してトレースするなどの姿勢)、人体表現のリアリズム(手を指先の方向から描くなど〔ミケランジェロシスティーナ礼拝堂天井画〕)等、或る意味、宗教との緊張関係さえはらむ様式が、科学的、更に人間中心的な近代の世界観の基礎であると見なすことができます。

ウィキペディアルネサンスhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9

(仮記入。16年5月5日加筆。加筆予定)


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