思考方法論
🔸 2014/11/8(土) 午後 6:00
『ゆうさんの部屋』のこの記事が関心を引いた。http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=ysatouline&id=33197957
私も丁度、思い遣りの無さ・『ネトウヨ的思考』と、『長文が書けない(その程度の、幅の無い前後左右を考えない思考・認識力)、読めない、読んでいない事』とは関連があるのではないかと考えてたところだ。
自分の文は(カッコ挿入も多くて)複雑かなと思ったのがきっかけですが。
方法論それ自体以外への関心もある。特に日本では(アジア全体もか。)多くの状況・思考方法論が、『力を持っている側』に有利に変化・選択して使われている印象がある。
構造主義(欧米・社会的構造の各要素に目配りし尊重。 日本・構造物を統括するリーダーの創意を見る強者に力。)
脱構築・[写実・自然主義](欧米・従来の概念を壊し、物事を多角的[客観的]に見る。日本・何が正か偽かわからないから何が悪かとは言えない。悪者を止められない。)
実証主義(欧米・論議を可能にするため根拠を明確化。日本・『根拠』がないと何も〔特に、偉い人と異なる意見は〕言えない。強者の意見は通る。)
コーチング(欧米・指導者の教え方自体を批判・改善の対象に。日本・コーチした生徒がやれるようになったかどうか。)
ヒューマンファクター(欧米・人間は間違いを起こすのだから構造全体を改善して事故を予防。日本・事故は人間のミスで起こり、その人に責任がある。弱者には責任。)
インフォームドコンセント(欧米・説明義務。日本・説明さえない事も。同意したから責任はない〔医療に限らず〕)。
メディアリテラシー・考える教育・ノーブレスオブリージュ・風刺喜劇〔サタイア〕(日本・意地でも無視。「弱い者が色々文句を言うな」。「強者はしたいようにする」。)
私自身も含め(自分の考えも客観視し)違う考え方を認識して(せめて比較的近いものとの間ででも)それと突き合わせて新しい考え・行動を作る弁証法の展開も日本では殆ど見られない。
面子なのか、のれんを守るのか、形にこだわるのか、譲ると自分がいじめられると思ってるのか、柔軟さや溶け合うようなまろやかさに乏しい。違うものはいつまでも違うままだ。片方で強い者がしたいようにする。
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