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ローワン・アトキンソン関連記事集 〔 諷刺喜劇! 『ブラックアダー』Blackadder『ミスター・ビーン』Mr.Beanなど / ドラマ『笑いの缶詰』 Canned Laughter / 映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』 Never Say Never Again / 映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』 Johnny English Reborn / 映画『バロン』と コメディ『モンティ・パイソン』〕

🔶 諷刺喜劇! 『ブラックアダー』Blackadder『ミスター・ビーンMr.Beanなど
2014/11/22(土) 午後 9:01

ローワン・アトキンソン Rowan Atkinson (1955.1-) 主演のドラマ『ブラックアダー』Blackadder(1983-1989 英BBC)や『シン・ブルー・ライン』The Thin Blue Line(1995-1996 英BBC)〔どちらも脚本にベン・エルトン Ben Elton(1959.5-)が入っている。〕のような風刺台詞劇、サタイアというジャンル自体が日本には殆ど無い。例えば日本のミュージック・シーンにジャズやロックがなければ奇異な筈だが…。
ローワンが映画『ビーン』(Bean 1997英米TVシリーズ Mr.Bean は 1990-1995 英テムズテレビ)で来日した頃も無関心(!)な喜劇・業界関係者が少なからずいたが、本当の評価というより、お笑い関税、自信のなさの表れだろう。
道端で飢えて倒れている人の横でバカ踊りもいいけど、そんなファースは、世の不公平をからかうサタイア(欧米で喜劇が尊敬される理由)とセットでなければ反対に真実からの逃避になる。日本でもローワンの喜劇、もっと売れてほしい。
(以上ネットにかつて私が書いた記事を若干改訂〔2015年2月加筆発表〕したものです)
Rowan Atkinson 英語版Wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Rowan_Atkinson Ben Elton 英語版Wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Ben_Elton Blackadder 英語版Wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Blackadder The Thin Blue Line 英語版Wikipedia(同名作品リストがまず出る場合は4項目め程の、TV seriesとある見出しをクリックすると出ます)http://en.wikipedia.org/wiki/The_Thin_Blue_Line_(TV_series) Mr.Bean Officialhttp://www.mrbean.com/ Mr.ビーン 日本語版ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/Mr.%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%B3
参照『前の記事』(ニコルズ)



🔶 ドラマ『笑いの缶詰』 Canned Laughter
2016/6/17(金) 午後 9:58

ドラマ『笑いの缶詰』 Canned Laughter 1979年 英ITV
主演ローワン・アトキンソン

前枠(※下出「ネバーセイ・ネバーアゲイン」記事)で本作を《台詞》の芝居、と書いたが、
冒頭《パントマイム》的なビジュアルのギャグもある。

朝、時間のないアトキンソンが、口に『インスタントコーヒーの素』とミルクとお湯を入れて、頬を膨らませ、全身を上下に激しく振動させて、口の中でコーヒーを作る場面であります。

アトキンソンのギャグには、簡潔な日常の描写によって生活心理の本質を突いたものが多く、
『なんで今まで思いつかなかったんだろう』と、つくづく考えさせられる。

モチーフ、プロットが簡潔だからこそ、と言うべきか、実際の演技の段階では段取りや、特に表現が極めて精妙かつ自然であり、
これが決定的に他の追随を許さない点だろう。

でも、このコーヒーネタ、かなり面白いのに、後のMr.ビーンシリーズなどメジャーなアトキンソン作品ではなかなか目にしない(『笑いの缶詰』は《パイロット版》らしい)。1997年の映画『ビーン』に、やっと出てくる。
自分のネタを複数の作品の中で改めて演じるのは、アトキンソンにもある(椅子での居眠りなど)ことだが、コーヒーの場合は、あまり演じると脳震盪を起こしそうになるからか?

Wikipedia英語版(この(右)リンクだと私の機種では別項目につながりますね。https://en.m.wikipedia.org/wiki/Canned_Laughter_(sitcom)Wikipediaの、ドラマ(Sitcom)『Canned Laughter』記事をだすには、Yahoo検索だと私の場合すぐに出ます(改めて検索したらなかなか出なかったので『ITV』の語を足すと出ました)。ここからだと『Rowan Atkinson』の記事(https://en.m.wikipedia.org/wiki/Rowan_Atkinson)を出して、後の方の作品表(Televisionの項)からクリックするか、ヒロイン役のスー・ホルダーネスさん英語記事https://en.m.wikipedia.org/wiki/Sue_Holderness文中にあるタイトルから出すのが遠回りながらも早いかもしれません。

(22日修正)



🔶 映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』 Never Say Never Again
2016/6/17(金) 午後 9:58

映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』 Never Say Never Again 1983年米 ワーナー・ブラザーズ
主演ショーン・コネリー
監督アーヴィン・カーシュナー

20代のローワン・アトキンソンが、駐バハマ英大使館の常に間の悪い駐在員役で、コミカルな演技を見せている。

短い3つほどの場面ながら、『ブラックアダー』(1983〜1989年)『笑いの缶詰』(1979年) 等々のストレートプレイ的な《台詞》の芝居と、
『ライブ』(の一部)『ミスター・ビーン』等々のパントマイム的な柔らかい《動き、表情》の芝居との、
双方のファクターが(特に会話の演技において)失われずに共存した感じの、アトキンソンとしては初めて見るパターンだった。
動き motion を大切にする《アメリカ映画》である点や、専らコネリー扮する主人公に問いかける役柄である《シチュエーション》も背景になっているのだろう。

オリジナルのジェームズ・ボンド(007)映画シリーズとは見なされないが、広い意味でのボンドものとしてはショーン・コネリーの復帰作かつ現時点での最終主演作。

キム・ベイシンガーの映画初出演作でもある。

この1983年、アトキンソンも映画に初出演したことになるが、同年の映画“Dead on Time”では脚本(リチャード・カーティスとの共同)、主演を務めている。https://en.m.wikipedia.org/wiki/Dead_on_Time_(1983_film)


日本語解説https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%B3



🔶 映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』 Johnny English Reborn
2016/5/20(金) 午前 0:25

映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』 Johnny English Reborn 2011年英

出演ローワン・アトキンソンジリアン・アンダーソンドミニク・ウェストロザムンド・パイクほか。
監督オリバー・パーカー。脚本ハーミッシュ・マッコール。原案ウィリアム・デイビス。音楽アイラン・エシュケリ。

『Mr.ビーン』のR・アトキンソン主演のコメディーシリーズ劇場版第2作。

ラストでの、あの御方らしき御婦人を暴徒と間違えて抑え込んで罵りひっぱたく大失態は、
ブラックアダーのクリスマス』のラストでの、ヴィクトリア女王アルバート公を偽者呼ばわり『ブヒブヒ女王』呼ばわりして追い返す大失態
(更に『Mr.ビーン』での、貴婦人の間近で引っ掛かったパンツファスナーをこすり上げようとし、指をそこから外へ垂らした後〔NHK放映時はオミット〕、
御辞儀で頭突きをかましてしまう、などの大失態〔⭐️💫 補注 [2019年]. 本ページに動画有り〕 )
以来のアトキンソン定番芸。


アトキンソン主演の連続ドラマ『ブラックアダー』(1983-1989)に出演し続けた
〔第1、2シリーズではお人好しな青年パーシー卿役、第3シリーズでは『紅はこべ』(既成キャラだが原作での本名はパーシー)役で1話分のみ出演。第4シリーズではアダーと対立するが最後は運命を同じくする士官ダーリン役の〕、
ティム・マッキナリーが、車椅子に乗る研究員役で懐かしい顔を見せる(その人だとは、なかなかわからないが)。https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tim_McInnerny

ジョニーのチベットでの導師役で、日本では映画『ラストサムライ』や、BSフジの連続ドキュメンタリー『欧州鉄道の旅』初代ナレーションが印象的な、伊川東吾が出演。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%B7%9D%E6%9D%B1%E5%90%BE

Official HPhttp://eiga.ne.jp/geneonuniversal/je_kiyasume/

R・アトキンソン関連記事http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=storyofmother&id=41279264



🔶 映画『バロン』と コメディ『モンティ・パイソン』 The Adventures of Baron Munchausen & Monty Python
2015/7/13(月) 午後 6:00

映画『バロン』 (The Adventures of Baron Munchausen 1989年英・西独) は、自分の髪をつかんで自分の体を沼から引き出した話が有名な、『ホラ吹き男爵』ミュンヒハウゼンが主人公ですね。

この映画のメンバーの中で、監督・出演のテリー・ギリアムさんや出演のエリック・アイドルさんら、一部の人々が関わっていた、『モンティ・パイソン』(Monty Python)というイギリスのコメディ・チームについてのウィキペディア記事。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3

先日衛星でライヴが放送された時、Twitterで或る方が、ジョン・クリーズ氏演じる『バカ歩き省』に関して、無駄な公共事業への皮肉だ、という意味の論評を書かれていた。
私はそれをリツイートし、続いて、『バカ歩き省』は台詞も大事ですね、とツイートしてます。
室内で『バカ歩き』しながら『わが省は・予算を・獲得せねばならない』とか言うわけです。
(評論家によってこういう指摘がなされただろうか?日本のメディアだと何十年も前から欧米のものも、何におびえてるの?と首をかしげたくなるくらいに、骨抜きにして伝えられますからね。『モンティ・パイソンはナンセンス・コメディー』、『台詞には、たいした意味は無い』とか書きそう。)

モンティ・パイソン』にゲスト出演するなど所縁の深いローワン・アトキンソンさん主演のTVシリーズ『ミスター・ビーン』(Mr.Bean)にも、バカ歩き省と似た歩き方を見せる場面がありますね。

(15日加筆。加筆予定)



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上の記事は、2019年12月にサービスが終了されるYahoo!ブログで、かつて発表したものです。
Yahoo!ブログはブログの移転を勧めていますが、私はYahoo!ブログへのログインが成らない等の事情で、
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複数の記事をつないでコピーしている場合は、先頭記事の年月日に準じています。

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🔍💫 Mr Bean Official Youtube Channel 「謁見」(1990年) 共演 マチルダジーグラー (同僚のウェイトレス役)、ロビン・ドリスコール (共同脚本も担当。左の同僚役)。 上に記した、貴婦人の間近で引っ掛かったパンツファスナーをこすり上げようとし、指をそこから外へ垂らす場面は5分33秒目辺りから。



🔍💫 オリンピック公式Tweet. ローワン・アトキンソン出演 2012年ロンドンオリンピック開会式動画。サイモン・ラトル指揮 ロンドン交響楽団炎のランナー」(同名のイギリス映画の主題曲)。ランニングシーンは同映画のパロディー。

🔍💫 Olympic公式YoutubeChannel. ローワン・アトキンソン出演 2012年ロンドンオリンピック開会式動画。
www.youtube.com
🔍💫 Mr Bean Official Youtube Channel 「図書館」(1990年)「バス停」(1991年。9分29秒目〜) 📝 「バス停」は日本では一度も放送されていないと思います。私はアメリカ製のビデオソフトで初めて見ましたが、日本でもその後のDVD版に入ってますね。「図書館」共演 ポール・ブルック (隣席の男役)、レックス・ドイル (館員役)。 「バス停」共演 マチルダジーグラー (若い母親役)、ロビン・ドリスコール (視覚障害者役)。



🔍💫 Mr Bean Official Youtube Channel 「警察署」この回は、初めて見ました。




🔍 Wikipedia. List of Mr. Bean episodes List of Mr. Bean episodes - Wikipedia



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